プレシャス

授賞式も終わって、仕事をサラっと片づけて猛ダッシュ。
夜は試写会に行きました。
作品は、モニークが助演女優賞を受賞した『プレシャス』
e0023223_1615039.jpg1980年代後半のハーレム。父親から性的暴行を受けた16歳の黒人少女プレシャスは、2度目の妊娠中。一人目は、ダウン症を持ち、祖母の家に預けているため、生活保護と受けている母親と二人暮らし。その母親からも毎日のように暴力を受けていた。ある日、通っていた高校に妊娠がバレ、退学させられたプレシャスは、フリークラスへ行くことに。そこで彼女は、書けなかった字を覚え、勉強に励み、心から信頼できる教師やクラスメイトたちと出会い、2人目の子供も無事出産。家を出て、人生に希望を見いだしていくのだが予想もしなかった過酷な運命が彼女を待ち受けていた・・・。

少女プレシャスを演じるのは、新人女優ガボレイ・シディビー
本作で映画デビューを飾った彼女は、電話オペレーターの仕事をしているときに
スカウトされ、アカデミー主演女優賞にもノミネートとなったまさにシンデレラガール。
ソーシャルワーカー役のマライア・キャリーや看護師役のレニー・クラヴィッツ
いつもの華やかさをすっかり消して、映画の中でも自然でした。
中でも、母親を演じたモニークは、母親より女でいようとする彼女は
娘に対し、女同士のなんとも言えない嫉妬と葛藤、愛情を言葉にできない迫力で
表現し、名演技を披露しています。

製作総指揮を務めたオプラ・ウィンフリーは、全米でオプラ・ウィンフリー・ショーという
TV番組を持ち、女性から絶大な信頼を持つ黒人女性。
過酷な運命と向き合う思春期の少女の実話を映画として
ここまで成功させたのは、オプラの影響力があったからこそ。

最初、プレシャスの妄想シーンについていけない気もするのですが、
話が進むにつれ引き込まれていき、ラストは席が立てないくらい泣いてました007.gif
映画の舞台は、1980年代ですが、今の社会でも
こういう辛い思いをしている人たちはたくさんいるのだと思うと
胸が張り裂けそうになるけど、それでも前に進むプレシャスには
観てるこちらが勇気をもらえる感動作。
ハンカチ必須です001.gif
評価 ☆☆☆
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by hiroko13mk | 2010-03-08 22:06 | MOVIE