東京国際映画祭③

本日2本目。
作品は「三年身籠る」。e0023223_028371.jpg
のんびり屋さんの末田冬子(中島知子)、29歳。妊娠9ヶ月目を迎えたがなかなか生まれる気配がない。そして気が付けば妊娠18ケ月。冬子の腹は妊娠9ヶ月の頃の倍ぐらい膨らんでいるが、いまだ産まれる気配はない。夫(西島秀俊)には自分の子供ではないのかも!?と疑われるし、突拍子もない事態に世間ではマスコミや医療関係者の注目の的となって大騒ぎ!果たして冬子は無事出産できるのか?と、かなりコミカルに描かれてます。

お医者さん役の塩見三省や母親役の木内みどりなど、
脇を固める俳優さんも味があって映画を引き立てています。
主人公には父親がいないので家族も親戚も女ばかりという女系家族。
この女ばかりの会話がなかなか鋭くて面白い!
場面ごとに出てくる料理もおいしそうで色合いもキレイ!
男の人に対して強い拒否反応が家族の中にあふれているけど、
顔も知らない父親あてに、冬子がお腹の子供の様子を
手紙に書き綴るシーンが切ない(>_<)んだけど、
なんかやさしい気持ちになってホッとします。

監督は女優でもある唯野未歩子さん。
今回、原作・脚本・監督と3役こなしているなんてスゴ~いですよね。
ティーチインで監督が今の親は親になる準備ができないまま
子供を産んでしまう人たちもいて、不幸な出来事もたくさんあるけど、
もし3年身籠っていたら親になる準備というか覚悟も
ゆっくりできるのではないかなぁ?と、言っていたのに
私も「そうかも!?」と同感してしました。ありえない話だけど、
テンポの良さと内容の面白さに笑って少し泣けるし、
見応えある作品でした(^-^)
公開は来年お正月第2弾でロードショーだそうです。

評価 ☆☆☆
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by hiroko13mk | 2005-10-23 23:49 | MOVIE