久々の2本立て

今日は今年のアカデミー賞にノミネートされた映画をハシゴしました。
1本目は、『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』
e0023223_19571276.jpg1960年代のアメリカ・ミシシッピ州。大学を卒業したスキーターは町に戻って地元の出版社に何とか就職。初仕事は、家事についてのコラム。だが、家事の知識がないスキーターは、幼いころから世話をしてもらっていたメイドのコンスタンティンに知恵を借りるつもりだったが、実家に彼女の姿はなかった。家族に問いつめると、あきらかに父親も母親も嘘をついて言葉を濁すばかり。仕方なく、友人のエリザベスの家に勤めるメイドのエイビリーンに話を聞くことにした。そんな中、同級生のリーダー、ヒリーが黒人が不潔だと主張し、各家庭に黒人メイド専用のトイレを設置させる活動を始めた。そんな仕打ちに黙って従うエイビリーンの姿に、スキーターは胸を痛め、黒人メイドの現実を伝える本を書きたいとニューヨークの編集者に電話をする。メイドたちの証言がとれるなら出版してもかまわないという答えが返ってきたスキーターは、なんとかエイビリーンにメイドの苦労話を聞かせてほしいと頼むのだが、頑なに断られ続けた。ところが、しばらくたったある日、突然エイビリーンが取材に応じると言ってきたのだ…。

今年のアカデミー賞で作品賞を含めノミネートされた作品。
見事助演女優賞を獲得したオクタヴィア・スペンサーの存在感も素晴らしいけど、
ヴィオラ・デイヴィスの安定した繊細な演技には圧巻038.gif
エマ・ストーンなんかまだまだかわいいだけのあまちゃんなのが、
はっきりわかります。
“ヘルプ”とは南部の上流家庭で働く黒人メイドの事だそうです。
去年、賞レースより一足早く公開し、批評家たちから高い評価を得ていたけど、
観て納得!
強く芯のある素晴らしい女性たちを描いた人間ドラマ。
賞を獲ったオクタヴィアも素晴らしいけど、同じ枠でノミネートされた
ジェシカ・チャスティンも魅力的なので、ぜひ、劇場で笑って、泣いて感動を共有してほしい1本。
評価 ☆☆☆

もう1本は、『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』
e0023223_19595150.jpgアメリカ合衆国大統領を目指し、民主党予備選に出馬したマイク・モリスは、ペンシルベニア州知事として政治家の実績を積んだハンサムでカリスマ性のある男。そんな彼を支えるのは、ベテランのキャンペーン・マネージャー、ポールと広報官スティーヴン。次の選挙地オハイオでは投票数が今後の選挙に大きく影響すると言われている地域。いよいよ一週間後に迫ったスーパー・チューズデーの決戦に、全米の注目が集まっているなか、スティーヴンのもとに、ライバル候補プルマンの選挙参謀トム・ダフィから電話がかかってくる。極秘の面会を求められ、一度は拒んだスティーヴンだが、何らかの情報提供をちらつかせるダフィの言葉巧みな誘いに負けて会ってしまう。ダフィの目的は、スティーヴンを引き抜くことだったが、モリスに心酔しているスティーヴンは、その申し出を即座に断ったのだが…。

アメリカ大統領選挙を背景に、その舞台裏をスキャンダラスに描いたサスペンス。
出演だけでなく、監督・脚本も手がけたジョージ・クルーニーを筆頭に、
フィリップ・シーモア・ホフマンポール・ジアマッティマリサ・トメイ
演技派の名脇役たちを向かえ、主役は今ノリにのってるライアン・ゴズリング
いつもいい役や多いジョージが嫌なヤツを演じているのも新鮮だったし、
なんといっても渋く魅力的なライアンに魅了される1本。
同日公開の「ドライヴ」(私は一足先に飛行機で鑑賞)も
めちゃめちゃライアンがクールでカッコイイけど、こっちの作品の方が
人間の良いところも嫌なところもあって人間味あふれています。
一般ウケは難しそうだけど、ジョージの監督としての才能と
政治の世界の正義と裏切りを堪能できる傑作。
評価 ☆☆+0.5

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by hiroko13mk | 2012-04-01 21:55 | MOVIE