今年の東京国際映画祭

今年の東京国際映画祭では4本観ました。
まずは、「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」
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夫と旅するはずが、突然、夫を亡くして1人で行くことになったイヴリン、長年秘めたある想いを叶えるべく判事をやめてきた男性、老後を過ごしにきた喧嘩の耐えない夫婦、腰の手術のためにきた孤独な老女など、各自さまざまな事情で英国からインドへやってきた年配の男女7人。早速、飛行機が欠航になり、快適な旅は波乱ばかり。宿も高級ホテルのはずが、到着すると倒産寸前のボロいホテルと判り、先行きが不安になるイヴリンたち。果たして、幸せなインドでの生活を見つけることはできるのか・・・。

主演007シリーズでおなじみMを演じるジュディ・デンチ
ほかにトム・ウィルキンソンビル・ナイマギー・スミスら、ベテランが勢揃い。
監督は「恋に落ちたシェイクスピア」ジョン・マッデン

年を取ってから新たな土地で新生活を始める苦労と、年配者だからこその機転の利く
行動力にはときに驚きますが、かなり笑えます。
それぞれのキャラクターたちがしっかり描かれているので、とても共感できるし、
人生の先輩たちを観て、今後の自分の人生設計の参考にすることもできるかも。
日本公開は来年1月。

2本目は、以前、気になる映画でも紹介して、今回の映画祭で一番観たかった作品
「スプリング・ブレイカーズ」
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大学のスプリングブレイクで仲良しの女子大生4人がお金が足りないために強盗を働き、手に入れたお金を持って、フロリダのリゾート地にハメをはずしに行く話。

最初からぶっ飛んでたけど、全編を通してほとんどずっとビキニ姿の彼女たちにも誰よりも化けてたジェームズ・フランコにも本当にビックリ005.gif
「キッズ」「ガンモ」ハーモニー・コリン監督の新作で、すでに来年公開作として世界中で
話題になっている作品。
4人の女子大生には、ジャスティン・ビーバーの恋人、セレーナ・ゴメス
アメリカのティーンに人気のドラマ「プリティ・トリル・ライアーズ」アシュリー・ベンソン
「ハイスクール・ミュージカル」のイメージからどんどん転落中のヴァネッサ・ハジェンズ
そして監督の奥様、レイチェル・コリン

劇中、偉大な歌手ブリトニー・スピアーズの「Everytime」と紹介しながら、繊細にフランコが
プールサイドにあるピアノで弾き語りを始めて、女子たちが覆面とビキニのままクルクル回る
シーンがあるんですが、そこが映画のぶっ飛んでたシーンとかすべてを忘れるくらい
衝撃的で、フランコは超オンチだし大爆笑しちゃいました。
ラストはどうなるのかと思ったけど、ある意味とってもすっきりするうえにちょっとかっこよい
終わり方なので、思っていた以上にいい作品でした。
ちなみに、映画の共演がきっかけでフランコとアシュリーは付き合いだしたそうです。
日本は来年公開予定。

3本目は、「砂漠でサーモン・フィッシング」
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砂漠の国イエメンで、鮭釣りがしたい大富豪の依頼をバカげていると断った水産学者のジョーンズ博士。だが、その依頼には悪化するイギリスとアラブの関係を回復するため英国外務省の企みも加わり、無謀な計画のはずがとんとん拍子で進行してしまう。大富豪の代理人でもあるコンサルタントのハリエットの協力で、最初は嫌がっていたジョーンズも高額な資金と理論的には可能な案で少しずつやる気に。実地調査の結果も良好だったことから鮭の輸送も成功するのだが・・・。

「サイダーハウス・ルール」のラッセ・ハルストレム監督の新作。
出演はユアン・マクレガーエミリー・ブラントクリスティン・スコット・トーマスと実力俳優ばかり。
大富豪を演じた俳優さんがエジプトのジョージ・クルーニー言われてる人と友人から聞いていたので、映画と関係ないのにその俳優さんが気になってしまいましたが、ユアンがとってもチャーミングだし、かなりほのぼのとしたストーリー展開で、観終わった後も気分が良い作品。
原作とはだいぶ違うらしいけど、嫌味な首相広報官役のクリスティンのキャラがかなり笑えるので
ぜひ劇場でご覧ください。
公開は12月8日。

最後は、「メイジーの知ったこと」
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崩壊した夫婦の離婚によって翻弄される少女の苦しさと救いを描いた作品。
ジュリアン・ムーアがいつもと違って、自己中心的などうしようないロック歌手の母親を演じていて、
腹が立つほど身勝手な母親なのに、それでも子供がママと慕う姿に涙しそうになります。
「トゥルー・ブラッド」で一躍注目されたアレクサンダー・スカルスガルド
いつもドSなヴァンパイアだったせいかもだけど、ひょろっとしてて不器用で優しい男性キャラに
キュンとしそうになりました。
とにかく、子役の子がけなげでかわいくて切なくなるし、大人のどうしようもない姿に呆れるけれど、
今の現実をリアルに描いていて、ラストの子供の笑顔で走っているシーンに希望が持てました。
日本公開は今のところ未定です。

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by hiroko13mk | 2012-10-27 22:44 | MOVIE