クラッシュ

ジャーヘッドに続き、夜はクリント・イーストウッド監督「ミリオンダラー・ベイビー」で脚本を書いていたポール・ハギスの監督デビュー作「クラッシュ」を
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ロサンゼルス、日常的に起きる衝突事故。しかしその“衝突”の向こうには、誰もが抱える“感情”の爆発が待っていた。ペルシャ人の雑貨店主人とその家族、盗みを働くアフリカ系アメリカ人、差別主義者の白人警官、やり手の黒人警官、そして裕福な黒人夫婦と白人夫婦。階層も人種も違う彼らがぶつかり合ったとき、悲しみと憎しみが生まれる。
その先に人種ではなく人間としての幸せはあるのだろうか・・・。

今年のアカデミー賞の作品賞、監督賞ほかにノミネート。
マット・ディロンは助演男優賞にもノミネートされているし、
去年『ホテル・ルワンダ』でノミネートされたドン・チードルやサンドラ・ブロックなど、キャストも有名どころからいろんな人種の俳優まで幅広くキャスティングされていています。
リアリティある演出は、緊張感たっぷりで、人間が根深く持っている人種差別や葛藤を見事に描いています。
人を見比べ、差別し、自分の居場所を確保することは安心だけど、世の中そうそう思い通りにはならないもの。
人はひとつの色だけでないから触れ合い、共感し、ときにはぶつかり合う。
ただ最後は、お互いを労われるようになれるかもと微かな希望の光りが見える心にぬくもりを感じる作品でした。

評価 ☆☆☆+0.5
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by hiroko13mk | 2006-02-11 23:53 | MOVIE