嫌われ松子の一生

友達と『嫌われ松子の一生』を雨の中見に行ってきました。
e0023223_10553629.jpg昭和22年。福岡県でで川尻松子は誕生した。
大人になり、教師になるも生徒の万引きをかばい辞職に追いやられ、その後もダメダメな文学青年の男と付き合い、不倫をし、店一番のソープ嬢になったものの時代の変化にともないクビ。
挙げ句の果てにヒモを殺害し、刑務所で服役する。出所後は、元教え子でヤクザになった男とつかの間の愛を手に入れるも、やっぱり最後はボコボコにされ捨てられる・・・。時が経ち、53歳になった松子は、ある日、河川敷で死体となって発見された。壮絶すぎる女性・松子の人生は、果たして幸せだったのか?

山田宗樹の人気小説を 「下妻物語」の中島監督(昔、トヨエツと山崎努が卓球をするビールのCMを監督した人)が映画化。
監督の情熱がたっぷり込められてて、スゴクおもしろいけど、それだけにならないようにきちんと配慮してあって、かなりの数の出演者がほんの一瞬だけでてきても、ちゃんとインパクト残るように編集されてるし、読んでないけど原作はかなり暗いお話らしいのに、明るいお話に変えてしまうなんて…中島監督ってホントに凄い才能ある人なんだぁ~って思いました。

超満員の映画館で一緒に見てた人に見終わって思わず発した一言は、
「哀れねぇ」でした。
私のように、中途半端なダメ男に、ついつい近づいていくタイプから言えば、
松子さんのように究極のダメ男と地獄の底まで付き合おうって姿は、
ある意味、拍手ものだなぁと思ったけど、一歩間違えると自分もああなりかねないかも!?と、見てるうちに少し不安になってきて怖くなりました(^-^;
人生思うように生きられる人は、ほんの一握り!
ほとんどの人は幸せへの願望を持ち、それがもし手に入れば執着し続けいずれ自ら落ちていく。
松子の一生はとってもヘビーだけど、どこか自分と重なるところを見た人は感じると思います。
ダメ男に吸い寄せられがちなあなた!見るべきです。

ちなみに松子を演じた中谷美紀が、<ぴあ>からだしている「嫌われ松子の一年」というエッセィは彼女の撮影苦労がおもしろく書いてあるので、お時間ある方は読んでみてください(^o^)

評価 ☆☆☆☆
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by hiroko13mk | 2006-05-27 23:22 | MOVIE